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投資・研究の​用語を、やさしく​定義

この​プロジェクトで​使う用語 — インデックス、​ドローダウン、​アウトオブサンプル検証、​ファクターなど​ — を​1〜2文で​解説。​教育目的のみで、​投資助言では​ありません。

NISA(少額投資非課税制度)
日本の少額投資非課税制度。年間・生涯の枠内の利益や配当が通常約20%の税から非課税になる。だからこそNISA内の低回転インデックス保有は税引後で上回りにくい。 詳しく →
インデックスファンド(指数)
市場指数(例: S&P500)の全銘柄を比率どおりに保有するファンド。銘柄選びをせず低コストで広い。本研究が繰り返し勝てなかったベンチマーク。 詳しく →
時価総額加重
各企業の組入比率を時価総額に比例させる指数の加重方式。大企業ほど影響が大きい。主要なインデックスの多くがこの方式。 詳しく →
アウトオブサンプル
戦略を、チューニングに使っていないデータで検証すること。作成に使ったデータ(インサンプル)では好成績でも、アウトオブサンプルでは崩れることが多い。エッジが本物かの誠実な試金石。 詳しく →
バックテスト
戦略が過去データでどう振る舞ったかを再現する検証。有用だが自己欺瞞に陥りやすく、先読みバイアス・過学習・生存者バイアスが成績を水増しする。 詳しく →
生存者バイアス
今日まで生き残った企業だけを見て、上場廃止や倒産した企業を無視すること。過去の戦略を実際よりよく見せてしまう。本研究のパネルデータは生存者バイアスを排している。 詳しく →
ドローダウン(最大下落幅)
資産価値の高値から安値までの下落幅。最大ドローダウンは期間中で最悪のその下落で、暴落を握り続けられるかを左右する指標。 詳しく →
シャープレシオ
変動(リスク)1単位あたりに得たリターン。高いほどリスク調整後の成績が良い。リスク量が大きく異なる戦略どうしを比較できる。 詳しく →
アルファ
市場(ベータ)だけでは説明できない超過リターン。スキルや本物のエッジに帰せる部分。本研究の結論は、コスト・税引後で持続的なアルファは出なかった。 詳しく →
ベータ
ポジションが市場全体とどれだけ連動して動くか。ベータ1は市場と同程度、レバレッジはベータを上げる。単にベータを増やして得た利益はエッジではない。 詳しく →
モメンタム
直近の勝ち組が中期的に勝ち続けやすい傾向。本研究ではグロスで実在したが、回転と税により税引後では消えた。 詳しく →
平均回帰
極端な価格が平均へ戻ろうとする傾向。一部の期間では直近の負け組が勝ち組を上回る。本研究で弱い銘柄の空売りが裏目に出た理由。 詳しく →
バリュー(割安ファクター)
割安な銘柄(純資産や利益に対して株価が低い)を選ぶ考え方。古典的ファクターだが、コスト・税引後の検証では広範指数に勝てなかった。 詳しく →
クオリティ(品質ファクター)
収益性が高く安定して負債の少ない企業を選ぶ考え方。検証した標準ファクターの一つで、これもコスト後・アウトオブサンプルで時価加重指数に負けた。 詳しく →
ファクター
銘柄を仕分ける測定可能な特性(割安・品質・モメンタム・規模など)。系統的な超過収益を狙う。15以上のファクター・AI戦略を検証したが、コスト後に指数を上回るものは無かった。 詳しく →
PEAD(決算発表後ドリフト)
決算サプライズの方向へ、発表後も数週間にわたり株価が動き続ける傾向。アウトオブサンプルでコスト後のエッジは確認できなかった。 詳しく →
流動性
価格を動かさずに売買できる度合い。出来高の薄い銘柄はモデル上は妙味でも実際の売買コストが高く、その差が戦略を静かに殺す。 詳しく →
自社株買い
企業が自社の株式を買い戻すこと。発行株数が減り1株価値を押し上げうる。自社株買いシグナルを戦略として検証したが、コスト後のエッジは残らなかった。 詳しく →
ドルコスト平均法(DCA)
価格に関係なく一定額を定期的に投資し、平均取得単価をならす方法。定期拠出のシンプルで頑健な既定戦略。 詳しく →
前倒し拠出
非課税枠をできるだけ早く埋め、より多くの資金を長く非課税で複利運用すること。本研究の100年データでは、前倒しが定期DCAに約67%の年で勝った。 詳しく →
トレンドフォロー/トレンドオーバーレイ
市場の長期トレンドが下向いたら持ち高を減らし、上向いたら戻す手法。ドローダウンは下げうるがリターンは上げず、NISAでは買い戻し制約のため逆効果になる。 詳しく →
レバレッジ
借入やレバレッジ商品でエクスポージャーを増幅すること。利益も損失も拡大する。多レジーム検証では、非レバの非課税インデックス保有に頑健には勝てなかった。 詳しく →
ペーパートレード
実注文を出さず仮想資金で戦略を走らせ、挙動を安全に観察すること。本プロジェクトのライブエージェントはペーパー専用で、実資金の推奨ではない。 詳しく →
レジーム(相場局面)
持続的な相場環境(強気相場、高ボラの危機、低金利期など)。ある局面で勝つ戦略も別の局面で大きく負けうるため、単一レジームの結果は弱い証拠。 詳しく →
ケリー基準
エッジとオッズから長期成長を最大化する賭け額・ポジションサイズの公式。サイズ決定に有用だが、測定可能なエッジが実在することが前提。 詳しく →
税のドラッグ/回転率
頻繁な売買(高回転)による税と手数料の累積コスト。利益を確定するたび課税されるため、能動戦略はそのドラッグを賄うだけバイ&ホールドを上回る必要がある。 詳しく →
マルチバガー(テンバガー)
投資元本の数倍になる銘柄(10倍は『テンバガー』)。こうしたテールは稀で事前のスクリーニングが難しく、追うことは集中・高分散の賭けでありエッジではない。 詳しく →

教育目的の用語解説です。投資助言ではありません。